ばぁくう読演109はフランク・オコナ―の『ジャンボの妻』

2019.10.05

演戯集団ばぁくう(福岡)が佐藤順一読演109『ジャンボの妻』(作:フランク・オコナ―)を10月10日(木)と20日(日)、福岡市中央区六本松のアトリエ戯座で上演する。

演戯集団ばぁくう 佐藤順一読演109『ジャンボの妻』

軍人上がりのジャンボ。大酒のみで妻にも暴力を振るうどうしようもない男。
妻はそんなジャンボに飽き飽きしていた。ある日、ジャンボに手紙が届く夫への復讐としてその手紙を、過激派の仲間へ渡してしまう。一転してジャンボは追われる羽目になる。果たして妻のとった行動は…?
密告や裏切りが横行する武力闘争の中で物語りはハイスピードで展開する。

毎月10日と20日に開催されるばぁくうの読演。109回目となる今回は、アイルランドを代表する短篇作家、フランク・オコナ―の『ジャンボの妻』を読演する。演戯集団ばぁくうの佐藤順一からコメントが届いた。

今、イギリスのEU連合離脱に関しての記事を見た時に、この作家のことをふと思い出します。若かりし頃にIRAにも参加し、1920年ごろアイルランドの内戦で、同胞たちの裏切りやテロ活動を、その身で体験したフランク・オコナ―。今回の作品は、その内戦時の混乱の一幕を、普通の主婦であるジャンボの妻が、引き起こしたサスペンスです。是非、演じながら読むというスタイルで、体験してください。

チケットは前売当日ともに1,500円。

予約・お問い合わせは演戯集団ばぁくうnrd47497@nifty.com、092-736-1220まで。


演戯集団ばぁくう 佐藤順一読演109『ジャンボの妻』

作:フランク・オコナ―
日時:2019年10月10日(木)15:00/19:00
        20日(日)15:00/19:00
会場:アトリエ戯座(福岡市中央区六本松4-11-25-5F ばぁくう内)
料金:1,500円

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※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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