ショーマンシップが創立25周年記念を博多座で!
劇団ショーマンシップ(福岡)が創立25周年記念公演 ロック版唐人歌舞伎『THE NIWAKA~博多の町の芸処~』(脚本:生田晃二・市岡洋、演出:仲谷一志・市岡洋)を12月15日(日)、福岡市博多区下川端町の博多座で上演する。
昭和5年(1930年)馬出にあった博多座は20周年を迎えようとしていた。
素人芸から始まり、次第に職業化が進んでいた博多のにわか師達は、博多座での興行を申し込もうとする。
しかし、博多座側は「にわかなんて素人芸を、劇場で興行させるわけにはいかん」と断る。
東京や大阪から来る歌舞伎や有名な劇団以外は、客が呼べない、採算が取れないからと上演の許可をおろそうとしなかった。
当時、自らを「博多にわかの総帥」と名乗っていた生田徳兵衛はその一言に激怒。
「東京や大阪もんの芸に、負けてられんめえもん」と息巻く。自分たちの芸を直接見て判断してくれと、博多座に乗り込んでくる。
にわか師達は、にわかだけでなく様々な芸を組み合わせる事によって、博多座公演の権利を勝ち取ろうと奮闘するが…。
劇団公演のほか、福岡の小劇場・甘棠館Show劇場の運営など幅広い活動を展開する劇団ショーマンシップが、地域の歴史を掘り起こし、舞踊・殺陣・唄などを取り入れたオリジナルの芝居「唐人歌舞伎」を博多座で上演する。本作は、博多の伝統芸能、博多にわかを現代風にアレンジするという。今回の演出を手掛ける仲谷一志からメッセージが届いた。
生田徳兵衛の破天荒な人生を描きながら、当時の「博多座」と「生田組」今の「博多座」と「劇団ショーマンシップ」との関係がオーバーラップする作品です。
また、ショーマンシップ座付き作家生田晃ニは「生田徳兵衛」の末裔に当たります。今回は、ご先祖様が書いた段もの仁和加「電話室」を生田晃ニが時代を超えて脚色して上演する場面も見どころの一つです。
25年前に劇団ショーマンシップを旗揚げしたときに目指していた「コンテンポラリーな大衆演劇」をまさに上演いたします。
あなたのお越しをお待ちしています。
出演は、仲谷一志、原岡梨絵子、山浦奈美、中野隆、栗野直樹、寺崎索、東沙耶香、山口泰弘、宝伊謙斗、大嶋光男、内山侑香、平岡七海、古澤大輔、栗林千佳、米倉佳奈、溝田優、山下優里亜(以上、劇団ショーマンシップ)、平義隆(THE LOVE)、中嶋さと(FOURTEEN PLUS)、八尋由貴、精華女子高等学校ダンス部QUEEN☆BEE。
チケットは、S席4,500円(当日5,000円)、A席3,500円(当日4,000円)。カンフェティ、チケットぴあ(Pコード:496-536)、ローソンチケット(Lコード:84310)での取り扱い。
お問い合わせは劇団ショーマンシップinfo@showman.jp、092-716-3175まで。
劇団ショーマンシップ創立25周年記念公演
ロック版唐人歌舞伎『THE NIWAKA~博多の町の芸処~』
脚本:生田晃二、市岡洋
演出:仲谷一志、市岡洋
日程:2019年12月15日(日)13:00
会場:博多座(福岡市博多区下川端町2-1)
料金:S席4,500円(当日5,000円)
A席3,500円(当日4,000円)
【関連サイト】
劇団ショーマンシップ
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