少年たちのドタバタ悲喜劇
大分市内を中心に、公募によって結成された市民ミュージカル劇団が『少年たち~失われた書物~天正遣欧使節』(原案:大岡淳・脚本・演出:今井尋也)を、3月15日(日)、大分市のホルトホール大分で上演する。
ある日、大分市内で一冊の書物が発見された。それは500年も昔の戦国時代、天正遣欧使節としてローマ教皇に会いに行った4人の少年たちが、活版印刷機によってそれぞれの生き様を記録した書物だった。その書物「少年たち」の発見のおかげで大分には観光客がどっと訪れた。記念教会まで建てられ「少年たち」の劇が上演されることに。しかし、「書物」は何者かに盗まれてしまう。一方、街中では、大友宗麟の亡霊出現の噂が広まる。失われた書物を巡るドタバタ悲喜劇の中に少年達の真実の姿が浮かび上がる。「少年たち」の運命やいかに。
昨年度にオープンしたホルトホール大分主催の市民ミュージカルが、今年も開催されることになった。市民ミュージカル劇団とは、ホールを拠点とした創造的な文化活動をめざし、ホルトホール大分の開館を記念して結成されたものである。市と市民が一体となって地域の文化芸術を盛り上げていこうという試みだ。今年、公募によって集まったのは54名の市民たち。毎回、郷土の先人たちの物語をテーマにした作品を上演しており、今回は天正遣欧使節と大友宗麟を題材にしたオリジナルミュージカル作品に挑む。
チケットは好評発売中。全席自由で一般 2,000円、学生 1,000円。ホルトホール大分1F総合受付カウンター、コンパルホール、トキハ会館3Fプレイガイドにて取扱い中。お問い合わせは、097-576-8877(ホルトホール大分)まで。
ホルトホール大分 市民ミュージカル第2回公演『少年たち~失われた書物~天正遣欧使節』
原案:大岡淳
脚本・演出:今井尋也
日時:2015年3月15日(日)14:00
会場:ホルトホール大分(大分市金池南一丁目5番1号)
料金:一般1,000円、学生1,000円(全席自由)
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ホルトホール大分
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