独自の視点から再構築した『走れメロス』、来週上演

2021.06.09

790(ななくま)アートシアター(福岡)が『走れメロス』(原作:太宰治、脚本:大谷豪、演出:こぺし(サンピリ))を6月18日(金)〜19日(土)、福岡市城南区七隈の末永文化センター 2階アートギャラリーで上演する。

790(ななくま)アートシアター『走れメロス』

羊飼いメロスは、人間不信のディオニス王を怒らせた罪で処刑されるまでに三日の猶予を申し出て城を出る。戻らなければ代わりに処刑されると知りながら人質となった親友の固い友情に応え、王に信頼することの尊さを悟らせるためメロスは走る。
太宰治の短編小説「走れメロス」創作のきっかけとして、熱海の宿での壇一雄と井伏鱒二との逸話がある。太宰から宿代のカタに置き去りにされた壇が東京に戻ると、太宰は呑気に井伏と将棋を指していた。怒った壇に詰め寄られた太宰は、「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。 」と逆に問答を吹っかけたという。

メロスとはいったい何だったのか。本作は、太宰治の名作「走れメロス」を、独自の視点から再構築したという作品になるという。

出演は、大谷豪、中島信和(兄弟船)、横山祐香里(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)。

チケットは、一般前売1,000円(当日1,500円)、小〜中学生1,000円。予約フォーム、ちけっとぽーと福岡パルコ店での取り扱い。

お問い合わせはNPO博多映画道場hakataeigadojo@gmail.com、092-581-6352まで。


790(ななくま)アートシアター『走れメロス』

日時:2021年6月18日(金)19:00
       19日(土)11:00/15:00/18:30
会場:末永文化センター2階アートギャラリー(福岡市城南区七隈1-11-50)
料金:一般前売1,000円(当日1,500円)
   小〜中学生1,000円
   上演時間:60分

※情報は変わる場合がございます。正式な情報は公式サイトでご確認ください。

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