太宰治の『駈込み訴え』を桜桃忌に上演
~桜桃忌に捧ぐ~『駈込み訴え』(作:太宰治、演出:こぺし(劇団サンピリ))が6月19日(日)、福岡市城南区七隈の末永文化センター 小ホールで行われる。
男は駈込んで来て、自分の師である「あの人」が、どんなに酷く傲慢な男で、自分がどれだけ尽くそうと報われずにとうとう彼を裏切るに至ったのかを、まくしたてるように訴える。愛するほど憎らしい愛憎の物語。『駈込み訴え』は、太宰治が妻の美知子さんに口述筆記させた小説。「盃を含みながら全文、蚕が糸を吐くように口述し、淀みもなく、言い直しもなかった」そんな太宰に妻は「畏れを感じた」と語った。
太宰治の命日であり誕生日でもある「桜桃忌」(6月19日)に上演される本作。新約聖書をもとに、裏切り者のユダの心情を想像して書かれたという本作が、桜桃忌にどのように表現されるのか期待したい。
出演は、大谷豪。
チケットは、一般1,000円(当日1,500円)、子供(小学生~中学生)1,000円。予約フォーム、teketでの取り扱い。
お問い合わせはNPO法人博多映画道場092-581-6352まで。
~桜桃忌に捧ぐ~『駈込み訴え』
作:太宰治
演出:こぺし(劇団サンピリ)
日時:2022年6月19日(日)11:00/13:30/16:00
会場:末永文化センター 小ホール(福岡市城南区七隈1-11-50)
料金:一般1,000円(当日1,500円)
子供(小学生~中学生)1,000円
上演時間:約60分
【関連サイト】
~桜桃忌に捧ぐ~『駈込み訴え』(Facebook)
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