mola!の更新頻度が落ちた理由に迫る

2015.05.13

2015年1月19日。「九州の演劇情報を網羅(モーラ)するニュースサイト」として、mola!は産声を上げた。リリース時「3〜5件の記事を毎日更新」と謳っていたが、これまで一度も1日に5件の記事を更新したことはなく、また、毎日更新というのも最近滞りがちになっている。今回はその、更新頻度が落ちた理由に迫ってみたい。

初めの1か月は、毎日3件の記事を更新していた。1日だけ更新ができなかった日があるが、それは先方に確認が取れていないという、やむを得ない状況のためだった。次の1か月では、記事の更新本数を減らすことで、できるだけ毎日更新するようにした。記事の本数を減らしたのは、ひとえに扱えるネタが減ってきたことによる。それで生地を薄ーくうすーく伸ばすかのようにして(記事なだけに)、なんとか毎日更新を続けてきたが、やはり更新できない日が1日だけあった。

次の1か月。3〜4月期は、「もう更新できないのもやむを得ないよね。だって、やむを得ないんだもん」という気持ちが芽生え始め、2〜3回更新を休んだ。「やむを得ない」ということで正当化しようとしているが、客観的に見ると中だるみである。実際、年度末・年度初めである3〜4月は、演劇の興行自体が若干少なくなってくる時期ではある。それでもお得意の薄ーく伸ばす作戦でなんとかできたはずだ。それをなんとかしなかったのは、中だるみと言っていいだろう。

そして次の1か月。4〜5月期。「週に5日更新したらもういいだろ!」という、半ば逆ギレのような気持ちが芽生えてきた。理由は明確だ。更新担当者が北九州芸術劇場×北九州市立美術館分館vol.3『画狂老人@北斎』の制作で現場に入り始めたことによる。いや違う。それは言い訳だ。言い訳なんか言っていいわけ? というダジャレが脳裏をよぎる。

実際、先日8日から分館に入って、ほぼ毎日朝10時〜夜の22時まで現場にいる。現場ではさまざまなことが起こる。それに対応していると、mola!の更新が後回しになってしまう側面は否めない。その上、自分を含めて3人しかいないライターのうち2人が里帰りしてしまった。「13日まで記事更新できません」というメールを遺して。

かくしてmola!の更新は、現場に入っている私のみに託される形となった。その私が「無理。しんどい」と言っているのだ。更新頻度が落ちるのもやむなし、である。

ということで北九州芸術劇場×北九州市立美術館分館vol.3『画狂老人@北斎』、明日14日(木)から17日(日)まで、北九州市立美術館分館で上演します。おかげさまで前売券は全公演完売、当日券が若干枚数出るのみとなっております。ご来場のお客様に、作品をより楽しんでいただけるようなアイテムも作成中ですので、お楽しみに!

執筆:藤本瑞樹(kitaya505)


北九州芸術劇場×北九州市立美術館分館 vol.3
『画狂老人@北斎 〜シルバー人材センターでくすぶっていた老マンガ家がフランスで火がつき「21世紀の北斎」と呼ばれ世界から賞賛されるようになった理由について。』

作・演出:泊篤志(飛ぶ劇場)
日時:2015年5月14日(木)14:00/19:00
        15日(金)14:00/19:00
        16日(土)13:00/16:00
        17日(日)13:00/16:00
会場:北九州市立美術館分館(北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5階)
料金:日時指定・全席自由1,200円、当日1,500円

葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》1831-34年

【関連サイト】
『画狂老人@北斎』公演詳細ページ

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