いよいよ本日から九州全県ツアー!劇団ヒロシ軍!
7月、1か月に渡ってお届けしてきた劇団ヒロシ軍・荒木宏志コラム。最終回は、九州各地でヒロシ軍を迎え撃つゲストからのコメントをお届けする。
長崎
相川笑未(MilkShake(ミルクセーキ))
劇団ヒロシ軍さん9周年おめでとうございます! 私は去年初めてヒロシ軍の舞台に出演させていただいたのですが何もわからない私に1から教えてくれた劇団員さんに本当に感謝しています。優しくて面白くていつも楽しく稽古に参加させていただきました。そして今年も参加させていただくことができて本当に嬉しいです! これからもよろしくお願いします。9周年本当におめでとうございます。
矢澤咲希(MilkShake(ミルクセーキ))
ヒロシ軍の皆さん、9周年おめでとうございます!
ミルクセーキ加入前からヒロシ軍さんのファンだったので、こうしてご一緒させていただく機会が増えてとても嬉しいです。ヒロシ軍の皆さんはそれぞれすごく面白くて個性的で、一見まとまらなさそうな集まりなのに不思議とファミリー感が溢れていて…(笑)温かくて大好きです♪ 舞台ではたくさん笑わせてもらうこともあれば、深く考えさせられることも多くて。どこまでも広がるヒロシ軍の世界に目が離せません!
今後も末永いご活躍をお祈りしております。ヒロシ軍の皆さんだいすきです!(*^^*)
葉月ひなの(MilkShake(ミルクセーキ))
劇団ヒロシ軍9周年! おめでとうございます。
私が初めてヒロシ軍の練習にお邪魔した時、初めて見た演劇に驚きました。思いを感じ取ったり伝えるという事は凄く難しい事なのに、劇団員の皆さんは任された役になりきり演じられていて、心に残る練習でした。いつでも笑いが絶えない家みたいな練習空間は、とても温かい気持ちになりました。これからもずっとヒロシ軍の温かさで沢山の方を、笑顔にして欲しいです。応援しています。
佐賀
ヘンリー西正
劇団ヒロシ軍、9周年おめでとうございます! ヘンリー西正でございます。
ヒロシ軍と出会ったのはもう3年くらい前でしょうか? コラムを読んでるとペース配分ナシでブッ飛ばしてたころ? ……そうか、その後「劇団ヒロシ軍」が「劇団ヒロシ君」なったんやね……。まあ、どんな内容でも全速力のヒロシ君の舞台は好きですわ(自分には出せない色だなぁ)。これからも全力前進! 期待してます! がんばってー!(あ、けど周りが付いて来れるペース配分でね(笑))
鹿児島
劇団泣かず飛ばず
ヒロシ軍との運命的な出会いは、熊本のDENGEKIというイベントのリハーサルでした。ペットボトルの一気飲みをしていました。そして盛大に失敗して床を一生懸命掃除していました。口から吹きだした飛沫から、虹が見えました。嘘です。ちょっと盛りました。そして、思いました。「あ、バカがいる。」しかし彼らは、僕たちの想像よりも、遥かにバカでした。正真正銘のバカです。演劇バカです。最高にカッコいいです。
熊本
池田美樹(劇団きらら)
人肉饅頭~!
こぶしを突き上げ共に歌う、おじちゃんおばちゃんおばあちゃん。
これは昨年の「上通演劇まつり」(熊本)での出来事。
「上通演劇まつり」は、コント・短編・ファンタジー……いろんな「小劇場」を知ってもらうことを目的に行った演劇のおまつり。初めて演劇を観る、という方も多々の会場で、ヒロシ軍の『ヌカルマ』は、たった20分で、爆笑と拍手の末、前記のテーマ曲を「大合唱」という不測の事態を巻き起こした。歌いながら涙を流しているご婦人もいらした。
なんだこれ。
MCをしながら私も泣けて仕方がなかった。
とはいえ。
決して『ヌカルマ』が感動大作なわけではない。かわいい女の子に「お尻の穴が好きです」と叫ばせる、極めてお下品な、オバカ短編である。
なのに、泣けて仕方がない。
なぜか。
美少女がこんなことしたらおもしろいだろう。
イケメンにこんな性癖があったらウケるだろう。
いろんな書き手がよく考える「作為」が一切、ないのだ。
美少女が抱えてるかもしれない悩み。
イケメンが隠し持ってるかもしれない苦しみ。
それを、モテたいモテない青年が、解放し、開放してあげたい一心で奔走する。
ヒロシ軍の短編はしばしばこの流れで展開する。それはそのままヒロシ本人の人間性でもある。
ダメな人がダメなまま、ひたすらに誰かのために奔走する。
なので、お尻の穴に興味がなくても、いつのまにか巻き込まれ、自分の、隠したり見栄を張ったりしている部分が解放開放され、ヒロシの絶叫と共に「肯定」されていくのだ。
戯曲賞が取れない。
作品賞が取れない。
……かもしれない。
だけど「観た人にしかわからない感謝状」が、会場中に飛び交うのを私は感じる。
九州の「人生戦闘ヒーロー」だと思う。
初対面の宴席で、「俺、クビから陰毛までつながってるんです」とTシャツとジャージをめくって見せてくれたヒロシ。
あの真っ黒いモジャモジャで、いろんな人を包んでくれる、熱くてうっとうしい戦闘ヒーロー。
好き嫌いはあるかもです。演劇作品としてどうか、と議論を吹っかけられたら困ります。でも私は大好きなんです。
とにかく一度。
荒木宏志。
大分
村尾貴庸(劇作家・演出家)
高校生の荒木宏志を演劇人の無限の可能性を秘めた人材として発掘したのは何を隠そうこの僕なのですが、この九周年に至る日々の中で一度もヒロシ軍に絡んだことがないのも事実。あと確か劇団のTシャツを作った時も彼から「御礼です」とシャツの一枚も贈られることなく逆に「買いませんか?」みたいなずうずうしいことを言われた気がする……記憶違いかな……ま、いいか。その愛すべきふてぶてしさで目指せ九周年もとい、十周年にむけてさらに突き進んでください。
北九州
榮田佳子(劇団千年王國)
ヒロシ軍9周年おめでとうございます!! ヒロシ君のことを考えてみました。
ずんぐりむっくり
なんか毛むくじゃら
ストパーかけたんだかどうだかわからない髪の毛から覗く眼光…
だけど私がヒロシ君と一緒だった現場の女性陣からは「結婚するならヒロシ!」との声。例外なく私もその一人です。
他の人の芝居の完コピの完成度の高さ
自分の歌は音外すクセに他の人の歌はばっちり歌う
誰かがぽろりとこぼした言葉を絶対に逃さないレシーブ力
照れると溶けてしまいそうな目元
彼の優しさと視野の広さと観察眼には驚かされます。
そして、先日の「劇トツ」! ヒロシ軍は断トツ最下位でしたが私の個人的俳優賞は断トツヒロシ君でした。溢れんばかりの愛情となりふり構わない熱情に心撃ち抜かれました。この熱量の向ける矛先が定まった時、そこにはどんなものが生まれるのだろうか、と同じ演劇に携わっている者としてその場に立ち会いたい、と思うわけです。願わくば同じ板の上で。
9周年で九州ツアーって。もぅ、ばかだなぁ。
何事においても全力で真摯に向き合う彼らの姿を北九州で拝見することを今から楽しみにしています。首を長くし過ぎてキリンになっちゃうくらい。
北九州近郊の皆様、8/12、13は暑い夏の盛りに熱いヒロシ軍で暑さを超越しましょ!
本日7月29日(金)のチケットは前売完売、当日券も出ない(!)という幸先のよいスタートを切ったヒロシ軍。過密スケジュールのなか九州全県を回るという過酷なツアーを乗り越えた先には、さらにアツく、そして青臭いチームが出来上がっていることだろう。
ヒロシ軍の暑いアツい夏に期待したい。
劇団ヒロシ軍 祝九周年×九州全県縦断ツアー
H.M.S.B.Live『青春時代を今すぐに!!!』~9周年だから安易に九州ツアー~
作・演出:荒木宏志
出演:荒木宏志、中村幸
料金:1,500円(宮崎公演のみ1,000円)
【長崎公演】
日時:2016年7月29日(金)20:00
会場:諫早独楽劇場(諫早市八天町15-4KGビル2F)
SpecialGuest:相川笑未、矢澤咲希、葉月ひなの(MilkShake(ミルクセーキ))
【佐賀公演】
日時:2016年7月30日(土)15:00
会場:エスプラッツギャラリー(佐賀市白山2-7-1エスプラッツ3F)
SpecialGuest:ヘンリー西正
【鹿児島公演】
日時:2016年8月5日(金)18:00
会場:タカプラギャラリー(鹿児島市千日町1-126F)
SpecialGuest:劇団鳴かず飛ばず
【宮崎公演】
日時:2016年8月7日(日)15:00
会場:M★うぃんぐ(宮崎県北諸県郡三股町樺山4425JR三股駅構内)
【熊本公演】
日時:2016年8月9日(火)20:00
会場:花習舎(熊本市東区東本町1-623F)
アフタートークゲスト:池田美樹(劇団きらら)
【大分公演】
日時:2016年8月11日(木・祝)14:00/19:00
会場:ATHALL(大分市中央町2-6-4エムライフシティビル3F)
アフタートークゲスト:19時 村尾貴庸(劇作家・演出家)
【北九州公演】
日時:2016年8月12日(金)20:00
13日(土)14:00/19:00
会場:engel-cafeandmusik-(北九州市小倉北区大門2-7-5)
アフタートークゲスト:12日(金)20時 榮田佳子(劇団千年王國)
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