コマゲキジョウな日々(第7回)~フォルクテイル~

2018.11.27

みなさま、こんにちは! 諫早独楽劇場の寺井よしみです。

独楽劇場のシアターバー フォルクテイル『ナイチンゲールと紅いバラ』

長崎県諫早市で小さなスペースの運営を初めて7年。私が代表になってからは2年7か月経ちました。ここは面白いとこです。さっきジャズダンス教室に通うマダムがヨガマット抱えて帰って行かれました。「久しぶりですね!」とか「寒いから気をつけてね!」なーんて会話が行き来しています。昨日は、音楽やってるお兄さんたちがやってきて歌とギターの練習してましたよ。もちろん演劇の稽古もやっています。他ジャンルの人たちが集う、異業種交流会じゃなくて、こういうのなんと言うのでしょうか。表現とか芸術とかそういったことをやっている人たちでも、音楽のひとは音楽のひとだけ、演劇のひとは演劇のひとだけ交流するよりも、いろんなジャンルのひとが交流した方が面白いと私は思うのですね。そうやってお互いに響きあうことが「豊かさ」につながっていくんじゃないのかなーって思うんですね。

さて毎月、独楽劇場がお届けするシアターバー企画。ちょっと早いのですが、この公演でシアターバー企画としては今年最後の公演となります。独楽劇場の劇団と言ってもいいでしょう、フォルクテイルの本公演です。11月30日(金)~12月1日(土)独楽劇場のシアターバー フォルクテイル『ナイチンゲールと紅いバラ』(原作:オスカーワイルド、脚本・演出:中野俊太郎)です。代表の中野俊太郎さんよりコメントを頂きました。

フォルクテイルは昨年から始まった企画、独楽劇場のシアターバーの為に中野俊太郎を座長として立ち上げた演劇ユニット。童話赤ずきんを題材とした公演に始まり、岸田國士の名作戯曲の上演や即興演劇など、ジャンルや手法に捕らわれない演劇活動を試みてきました。
今回上演する作品は「幸福の王子」等で知られるオスカー・ワイルドの童話「ナイチンゲールと赤いバラ」を原作に、フォルクテイルの中野が独自の解釈を交えて書き上げた“恋”と“偏見”の物語。旗揚げから一年を越えたフォルクテイルの新作公演。ぜひ独楽劇場の駄菓子やドリンクと共にお楽しみ下さい。

フォルクテイルが長く構想を暖めていた企画です。若い俳優陣でフレッシュなみずみずしい感性が光る演劇公演になりそうです。全編を彩る音楽にもご注目ください。お楽しみに!

では、今月はこれにておしまい。


独楽劇場のシアターバー フォルクテイル『ナイチンゲールと紅いバラ』

日時:2018年11月30日(金)20:30
       12月1日(土)14:30/20:30
会場:諫早独楽劇場(諫早市八天町15-4 KGビル2F)
料金:一般2,000円
   高校生以下1,500円(1drink+駄菓子食べ放題つき)
出演:下原みなみ(劇団夢桜)、竹口耕輔、林年行、田中里穂、宮本拓也(劇団夢桜)野上唯子
お問い合わせ:080-5264-9017(中野)

【関連サイト】
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※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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